母のプライド
まんぷくを毎朝みていて思うこと。
インスタントラーメンが生まれた時からあった人にとっては、チキンラーメンが画期的な発明だなんて思わないでしょう?
しかし、まんぷくを観ているとそれは日本が誇る大発明だったことが分かってくる。
萬平さんと福子さんのご苦労話に感激するし、昔の人は偉かったし、辛抱強く何事も諦めなかい強さがあった。
そして、今日のまんぷくは日本中がチキンラーメンに湧いて、問屋さんの発注でチキンラーメンが品薄なったというお話でした。
私の義母も女で一人お土産屋さんを種子島に立ち上げ、98歳になる今もその店を守り続けている辛抱強い諦めない人なのです。
また、母はとても愉快な人で、笑い話が大好きな人です。
その母の十八番の笑い話が「チキンラーメンの話」です。
ある日、店にお客がやってきて、南国の植物なども店先に売っていたので、、、。
「シクラメンはありますか?」
と聞かれたそうだ。
母は「はい!!!少々お待ちください~」
裏の倉庫へ行き、
「えらいこっちゃ!シクラメンってなに?
シクラメンなんて知らない!
そうだ!これだ!!!」
急いでお客の戻り
「お客さま、申し訳けありませんが、シクラメンは今、切らしていますが、
チキンラーメンならあります。」
お客は
「もういいです!」と帰っていった。
この話は、私たちは何回も母から聞いた話だけど、何回聞いても笑える話なのです。
この話は母の店に売ってないものなんてないという母のプライドだと思っていましたが、もしかすると、チキンラーメンもこの田舎でもあるというプライドだったのかもしれないとふと思った今朝のまんぷくでした。