介護保存食
九州の実父は93歳、糖尿病と心臓病ですが一人で施設で暮らしています。
私は今日は父のために保存食を作っています。
冷凍していつでも彼が施設の部屋で電子レンジで温めて食べれるように1人前弱に小分けして保存袋にいれ保存します。
糖尿病なので糖分を控え、心臓病なので塩分を控えて、、、、。
本当は彼が施設の食事を食べてくれるのが一番好ましいのですが、グルメで入れ歯の父は施設の食事は口に合わず。いつもブーブー、文句ばかり。
「おい、お前、何とかしてくれよ!」
私がこうして食事をせっせと運ぶのはどうかと思うのです。私がこうした父わがままを聞き、彼を甘やかすことが果たして彼のためにいいことかどうか自信がありません。
伯母に相談したら、
「年寄りが文句言うのは、生きている意味を見出すためよ。
文句を聞いてくれる人がいるかを確かめているだけ、、、。
誰かがわがままを聞き入れてくれる間は、まだ生きていていいなだと安心するのよ!」
なるほど、
父より2才年上の伯母が言うのだから間違いない。
こういう考え方は私の年では発想すらない。
私が食べたいと思うものが、父も食べたいもの。
今日は私はペンネのアラビアータが食べたい気分だったので、少し多めに作って保存した。負担がかからないように保存食をつくる。
負担を感じれば親との距離を感じることになる。
楽に考えることが親の介護の原則だと思うのです。
レバノン料理が美味しいわけ、、、、。
「世界で最も美味しいのはレバノン料理だ」と、いうことを聞いたことがあります。
では、なぜ???
レバノンは地中海に面したアラブの中の小国です。
しかし、アラブとは思えないほど緑が多い国、
人々は1年を通して豊富な種類の野菜と果物を食します。
そうなんです。
レバノン料理には、トマト、ナス、キュウリ、ニンジン、タマネギなどの野菜や、パセリ、コリアンダー、ミントなどのハーブが驚くほどたくさん使われます。また、レモン、オレンジ、リンゴ、ブドウ、サクランボ、ビワ、ザクロなど、みずみずしい果物がいつでも食後のテーブルを彩ります。
さらに、レバノン人は乳製品と豆類と絞りたてのオリーブオイルもふんだんに食べます。 レバノン料理はとっても健康的なバランスの取れた食事なので、体が自然に美味しいと感じるお料理なのです。 夫と二人の子供たちと共にレバノンのベイルートで暮らしましたが、私たち家族は大好きなレバノン料理を食べるたびに、
「レバノン料理はすべ ての料理の原点ではないか?」と話し合っていました。
イエス・キリストが誕生した以前から、人々はこの地をクロスロードとし、文化や貿易を交流させてきました。当然、彼らが食べていたであろう食事もこのクロスロードを通じて各地に広がったに違いないと考えます。
私たちが舌鼓を打っているフレンチやイタリアンも、元をたどれば実はレバニーズだったということもあるかもしれません。例えば、今日イタリア料理として人気の高いパスタのルーツは、中近東のクスクスだったのではないかしら? また、レバノンで食べられている丸いパンは、あらゆるパンの原形なのでは? っと。
ミートボールとライスボール
*日本ではマトンになじみが薄いせいか、食べず嫌いの人も多い気がします。フレッシュなお肉であれば、臭みがなくてほんとうにおいしいですよ。さまざまなハーブやスパイスを使えばさらに風味がアップ。このお料理は、レバノンでも人気の高いマトン料理です。
アートイートへの感謝
結婚して長年、海外でのドサ回り、
帰国して着地したのが馬喰町。
私にとって馬喰町アートイートはそんなところだった。
アートイートで培った10年間は
私にとって第二の青春だったようにも思える。
そんな馬喰町アートイートが閉店するのはとても悲しい。
よく学び、働き、素敵な出会いがあった。
たくさんの芸術家の方たち、彼らからインスパイヤーされたことは心の栄養になった。
オーナーの武さんとはお互い、「武さん」、「センセ」と呼び合う関係。
お互いのリスペクトと信頼の証がこの呼び合い方だった。
一度もこれ以外で呼び合うことはなかった。
私たちのこの関係はこれからも永遠に続くと思う。
また、私と武さんを繋いでくれ、アートイートとレバノン料理を結び付けてくれた田園調布のパテ屋の林ひろ子さんに大いに感謝したい。
朴さん、乙益さん、お二人と会うと女学生3人組のような気持ちになれました。
のじさん、私は各国の大使館の料理人とも、世界中の料理人とも渡り合ったけど、私が
「参った!」と思った料理人はあなただけです。
スタッフの順子さん、トネちゃん、キャスパー、あいちゃん、はるかちゃん、丹ちゃん、モイちゃん、なおちゃん、あさかちゃん、たけちゃん、けいこりん、かよちゃん、増田さん、
み~んな私の娘みたいに愛おしかった。
そして、いつも私に気を使って親切にしてくれて、ありがとう。
地の果てまで出かける写真家のチーちゃん、
陶芸家の唐津のともみちゃん、
文学学者で陶芸家のつくばの兼子美由紀さん、
これからもこの縁を大切にしたいです。
アートイートでお会いしたすべてのアーテイストの方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。
なにより、私たちの作ったレバノン料理を食べて
「美味しい!」っとおっしゃってくれた方々、
これからもレバノン料理に触れてたときは、どうぞ、馬喰町アートイートを思い出してください。
ご馳走バーガー
きょうは妹とコストコに買い物、
一つのカートには入りきれないほど買い物をし、
コストコのフードコートで何かたべる??
と、お互い顔を見合わせ、帰ろ!
我が家に帰り、買ってきバーガーのパテを焼き、
バウンズにチーズをのせトーストし、
野菜をのっけ、
ハインズ(HEINZ)のトマトケチャップとイエローマスタードをつけて、
10分あまりで美味しいハンバーガーのできあがり。
これをレストランでたべたら、1000円以下では食べないはず、、、。
マックナルドのハンバーグしか食べたことがなかった若き日の私は、
ウエートレスが笑顔で
「焼き方はどうしますか?」
一緒に行ったアメリカ人の仲間たちが言うように私も
「れあー!」と注文。
そしたら、血の滴るバーガーで出てきて、手や口がベタベタになりながら食べたこのバーガーのお美味しかったこと、、、。忘れません。
大体、ハンバーガーの焼き方をステーキのように注文するという文化を私は知りませんでした。
しかし、それはグルメなアメリカ人のこだわりなのです。
肉を愛するアフリカ人の譲れないこだわりなのです。
きょうの我が家のハンバーガーはウエルダンでした。
レバノンプレートと桜
近所の公園に一人ふらりと花見に行って、
夕飯をぽちぽち作り始める。。。
冷凍庫に入っているものを取り出す。
ホモス、チキン、ファラフェル、
冷蔵庫から野菜とピクルスを取り出す。
かぼちゃ、キュウリ、トマト、パセリ
サラダを作る。
丸いパンの上にそれらを盛り付け
散歩の途中で摘み取ったミントを飾って、
レバノンプレートの出来上がり。
自分の料理にはいつも誇りと自信をもっている。
特にレバノン料理は並々ならぬ気持ちで作っている
、、、、、つもりです。
でも、それで100%、私の料理がいいとは思ってなく、何か私に足りないものはないかといつも考えている。
そのために刺激をうけることは大切だと!
先日、イスラエル料理の日本のエキスパートの越出さんのポップアップスタンドに行ってきた。彼女のファラフェルも美味しかった。盛り付けも参考になった。
クックパットなどで見かけるファラフェルは思わず目を覆いたくなるレシピも多い中、
彼女のファラフェルは正真正銘、本物でした。
レバノン育ちの娘も彼女のファラフェルに満足していました。
越出さんとはファラフェルを通じて何か通じ合えるような気がしました。