アートイートへの感謝
結婚して長年、海外でのドサ回り、
帰国して着地したのが馬喰町。
私にとって馬喰町アートイートはそんなところだった。
アートイートで培った10年間は
私にとって第二の青春だったようにも思える。
そんな馬喰町アートイートが閉店するのはとても悲しい。
よく学び、働き、素敵な出会いがあった。
たくさんの芸術家の方たち、彼らからインスパイヤーされたことは心の栄養になった。
オーナーの武さんとはお互い、「武さん」、「センセ」と呼び合う関係。
お互いのリスペクトと信頼の証がこの呼び合い方だった。
一度もこれ以外で呼び合うことはなかった。
私たちのこの関係はこれからも永遠に続くと思う。
また、私と武さんを繋いでくれ、アートイートとレバノン料理を結び付けてくれた田園調布のパテ屋の林ひろ子さんに大いに感謝したい。
朴さん、乙益さん、お二人と会うと女学生3人組のような気持ちになれました。
のじさん、私は各国の大使館の料理人とも、世界中の料理人とも渡り合ったけど、私が
「参った!」と思った料理人はあなただけです。
スタッフの順子さん、トネちゃん、キャスパー、あいちゃん、はるかちゃん、丹ちゃん、モイちゃん、なおちゃん、あさかちゃん、たけちゃん、けいこりん、かよちゃん、増田さん、
み~んな私の娘みたいに愛おしかった。
そして、いつも私に気を使って親切にしてくれて、ありがとう。
地の果てまで出かける写真家のチーちゃん、
陶芸家の唐津のともみちゃん、
文学学者で陶芸家のつくばの兼子美由紀さん、
これからもこの縁を大切にしたいです。
アートイートでお会いしたすべてのアーテイストの方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。
なにより、私たちの作ったレバノン料理を食べて
「美味しい!」っとおっしゃってくれた方々、
これからもレバノン料理に触れてたときは、どうぞ、馬喰町アートイートを思い出してください。